| 【社会】 |
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◆2001年10月27日(土) ●アイディア登録著作権と別物 ▼沖縄タイムス/2001年(平成13年)10月27日朝刊「わたしの主張、あなたの意見」より 本欄9月25日付けで弁護士・福島氏の見解が掲載されたが、読者の誤解を招く事項が2点ある。 アイディアである「古酒」の登録と、知的所有権(著作権)の登録とは全く次元の違う問題であるにもかかわらず、まるで「古酒」の登録というアイディアが問題であるかのように誤解を受ける。 もう1点は、工業所有権にかかわる法的手続きの代理人である国家資格者の弁護士が、著作権について読者に誤解を与える語りはふに落ちない。まるで、アイディアが出たら、弁護士に頼まないと権利(著作権)にならないと、一部利得権者の利益誘導であるかのように受け取れる。 付け加えれば、10月1日から施行された「著作権管理事業法」は、著作権の大切さと、その流通の必要性から生まれたもので、民間団体が多く参入しているご時世である。渡真利 浩=54歳(那覇市、会社代表) ◆2001年10月19日(金) ●特許申請急げ古酒の登録業 ▼沖縄タイムス/2001年(平成13年)10月5日朝刊「わたしの主張、あなたの意見」より 海底に伸びる一本の糸に、カキを何個もつり下げて養殖する方法はある大学の先生の発明だったらしい。おかげで漁民は飛躍的に生産量を伸ばした。また、今や日本から世界まで輸出たれたカラオケの当初は、VHSカセット風の4曲入り。あれは一日本人音楽関係者の発明だった。 しかし、いかんせん彼らは特許申請をしていなかった。学者である前者は漁民がもうかりばそれでいい、故意に登録しなかった。後者は、こんなにヒットするとは思わなかった、と先見の明のなさを悔やんだ。 さて、地元新聞で紹介された泡盛古酒の登録業。詳しいことは分からないが、「3年以上たった古酒であることを証明する…」とある。3年以上だから、10、15、25年などの証明も可能だろうか。 瞬時に古酒の年月判定ができれば、これは泡盛歴史上画期的なことになることだろう。PH試験紙または比重計のような器具の発明ならば、音楽に代表されるような「著作、知的所有権」ではなく、発明特許の申請を急ぐべきだ。「億万長者(?)を逃すな」と提言したい。多和田 真八=71歳(宜野湾市) ●泡盛の「古酒」登録業に疑問 ▼沖縄タイムス/2001年(平成13年)9月25日朝刊「わたしの主張、あなたの意見」より 7日付の本紙社会面で「泡盛が製造から3年以上たった古酒であることを証明するシステムの考案が、知的所有権(著作権)登録され…」という記事を拝見した。 著作権は、著作物すなわち「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」に、登録なしに発生する権利である。よって、前記システムの考案を民間業者に著作権登録し、しかも有料の登録を勧誘するのは、県民に誤解を与え「被害者」が増えるだけだ。 掲載者の渡真利社長は、著作権法第二条により考案も保護されると主張するが、同条は著作物の定義をしているだけだ。新聞に掲載し登録を呼び掛ける以上、誤解のないよう、貴社の前記登録の内容と登録先と登録による効果を本紙上でも明らかにしてほしいものだ。一方、新聞は前記の知的所有権登録が県民に登録を推奨するに値する制度かどうかを調べ、購読者に正しい知識を提供してもらいたい。福島康文=57歳(那覇市、弁理士) ◆2001年9月24日(月) ●古酒を認定保証「沖縄県泡盛オークション公社」開業 ▼沖縄タイムス/2001年(平成13年)8月16日朝刊より ![]() 沖縄メイワの渡真利浩代表と泡盛コレクターで知られる座間味宗徳氏が県泡盛オークション公社(那覇市)を開業、古酒の登録・認定業務を始める。 連番表示している保証書を添付、コンピュータ登録することで、古酒の年数表示に客観性を持たせる。3年後にはオークションをしたいと意欲を見せている。 オークション公社は民間企業で、渡真利氏が代表取締役社長を務め、座間味氏が代表取締役理事長になる。 加盟店方式をとって、小売店やメーカー、個人などに保証書1枚1,000円で販売する仕組み。座間味理事長は「これまでは古酒といってもメーカーが独自に表示しており、味も値段もばらばらだった」と設立の背景を説明。 渡真利社長は「泡盛の年間生産の1%に当たる80,000本(一升瓶換算)を登録してもらい、3年後にはオークションを開きたい。古酒を流通ざる仕組みもつくっていく」と話している。 ▼琉球新報/2001年(平成13年)8月16日朝刊より ![]() 沖縄県泡盛オークション公社(那覇市)の渡真利浩社長と座間味宗徳理事長が15日、琉球新報を訪れ、泡盛の登録証を発行する同社の事業を説明した。 登録を希望する人は、同社に登録料1,000円を支払い、登録証を受け取り、ラベルとして泡盛のびんに貼るシステム。登録証に登録年月日が記入されるため、購入日からの期間が分かる。 「登録から3年たてば、その泡盛が古酒だと証明できる」(座間味氏)という。同社は泡盛収集家の座間味氏らが10日に設立した民間資本の株式会社。 ▼沖縄タイムス/2001年(平成13年)9月7日朝刊より ![]() 県泡盛オークション公社が考案した、泡盛が製造から3年以上たった古酒であることを証明するシステムが、このほど知的所有権(著作権)登録され、渡真利浩社長は「これで自信を持って営業できる」と喜んでいる。 酒に付加価値がつくことで、投資による経済効果が生まれるという。将来はオークション市場を開拓する。 渡真利社長は「1本から登録できるので、多くの県民の登録を」と呼び掛けている。お問い合せは、電話098-861-5160。 |